白い海

白い海

白い海。
生まれて初めて、白い海を見て、生まれて初めて、白い海と表現した。
生まれて初めて、そう書いた。
青い海、そして白波。いつもそういう姿だった。
いつも青い海、そういう表現だった。
けれど、その日は違った。私は、白い海を見た。
だから白い海と表現した。
私の哲学が、あの白い海に現れていた。

 異なる対象Aと対象Bが現象的に存在している。
そして、対象Aの目的志向性は、Xであり、Xを目的とした志向性を現在に適応化する。
一方、対象Bの目的志向性は、Yであり、Yを目的とした志向性を現在に適応化する。
そのように差異を持つ対象A、Bであるが、、対象Aの目的志向性は、Xでありながら、目的志向性を完成するには、対象Bの目的志向性Yが、対象Aの目的志向性X を完成する。しかし、対象Bの目的志向性Yは、目的志向性Xではない。あくまでも、対象Bの目的志向性Yが成立している。
換言すると、対象Aの目的志向性と、Xの関係は、A-Xであるが、対象Bの目的志向性Yは、対象Aの目的志向性、Xを含む。そのような現象において対象Bは、対象Bの目的志向性との関係提示をB‐Y、B-Xとする。
このような対象A、Bと志向性X、Yとなる関係が成立する事は可能か。
また、その目的性を完成する事は可能か。
前述した対象Aと対象Bが現象化する場合、目的性Xと目的性Yの対象関係は、どのように提示されるのか。なおかつ、 対象Aの目的志向性は、目的志向性Xが、対象Bの目的志向性Yによって、対象Aの目的性を完成するには、どのような推移関係(時間)提示がなされるか。目的志向性Yへのねじれから、推移関係性(時間)を論述する事で、現象間の差異関係を関係提示するというのが、私の哲学の根本になる。
そこから根本哲学を現象に応用して説明する、それが哲学論述の方法となる。

 生まれて初めて、真っ白な海を見た。
白い日本海は、美しい。
その美しさは、見た者の心さえ奪い去る。
あの雪の日、白い海を見た。
東北の地で、哲学の根底に触れた。

2022年1月13日 東京

白い海

 白い海。
生まれて初めて、白い海を見て、生まれて初めて、白い海と表現した。
生まれて初めて、そう書いた。
青い海、そして白波。いつもそういう姿だった。
いつも青い海、そういう表現だった。
けれど、その日は違った。私は、白い海を見た。
だから白い海と表現した。
私の哲学が、あの白い海に現れていた。

 異なる対象Aと対象Bが現象的に存在している。
そして、対象Aの目的志向性は、Xであり、Xを目的とした志向性を現在に適応化する。
一方、対象Bの目的志向性は、Yであり、Yを目的とした志向性を現在に適応化する。
そのように差異を持つ対象A、Bであるが、、対象Aの目的志向性は、Xでありながら、目的志向性を完成するには、対象Bの目的志向性Yが、対象Aの目的志向性X を完成する。しかし、対象Bの目的志向性Yは、目的志向性Xではない。あくまでも、対象Bの目的志向性Yが成立している。
換言すると、対象Aの目的志向性と、Xの関係は、A-Xであるが、対象Bの目的志向性Yは、対象Aの目的志向性、Xを含む。そのような現象において対象Bは、対象Bの目的志向性との関係提示をB‐Y、B-Xとする。
このような対象A、Bと志向性X、Yとなる関係が成立する事は可能か。
また、その目的性を完成する事は可能か。
前述した対象Aと対象Bが現象化する場合、目的性Xと目的性Yの対象関係は、どのように提示されるのか。なおかつ、 対象Aの目的志向性は、目的志向性Xが、対象Bの目的志向性Yによって、対象Aの目的性を完成するには、どのような推移関係(時間)提示がなされるか。目的志向性Yへのねじれから、推移関係性(時間)を論述する事で、現象間の差異関係を関係提示するというのが、私の哲学の根本になる。
そこから根本哲学を現象に応用して説明する、それが哲学論述の方法となる。
 
生まれて初めて、真っ白な海を見た。
白い日本海は、美しい。
その美しさは、見た者の心さえ奪い去る。
あの雪の日、白い海を見た。
東北の地で、哲学の根底に触れた。

2022年1月13日 東京

次の記事

生き様